変化を超えて行く力

変化を超えて行く力これまでの時代、一人一人が「正解」を勉強すれば生きてくることができました。正解を勉強するには座学の研修が向いています。しかし、この変化の激しい時代、そのような「正解」はなくなってきました。今求められているのは、正解のない世界の中で、変化に対応する力です。また、一人一人がその力を身につけたところで、組織としてまったくうまくいかない場合も多くあります。そのためにチームワークや、リーダーシップといった言葉が叫ばれています。

しかし、そのような力を身につけるために座学の研修を受けたところで、ほとんどうまく行きません。そこで今注目されているのが体験学習プログラムです。

体験学習プログラムは1970年代から盛んになり、企業や学校での指導者養成などに使われてきたものです。その中では精神的にも肉体的にも厳しさを感じるアクティビティにチームで挑戦し、参加者が主体的に学んでいきます。

実際のアクティビティでは難しい課題に失敗し、「無理無理」という声が上がることもあります。あきらめたいという雰囲気の中で、誰かが「もう一回やってみようよ」という声を上げ、葛藤を繰り返しながら、挑戦を繰り返します。そんな中でお互いを尊重し、助け合ううちに思いがけないアイディアなども生まれ、成し遂げることができます。できないと思っていたことができたとき、みなが感動して盛り上がります。

その出来事を振り返るなかで、「どんな時にチームは、また自分は夢中になるのか?」「本気で成果を上げるために組織内コミュニケーションはどうあるべきか?」「自分がリーダーとしてどうあるべきか?」それぞれがいろいろなことに気づいていきます。それは言葉にするととてもシンプルであたり前なものかもしれません。しかし、自分たちの体験に裏付けされた知恵は外から与えられた知識とは比べ物にならない価値となります。そしてその価値は組織として大きな変化に対応する力となっていきます。

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