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チームビルディングジャパン > 河村甚の連載コラム > 第46回『チームを動かす盛り上がりの構造』

第46回『チームを動かす盛り上がりの構造』

2013/02/28
チームビルディング・ノート

チームにとって良い話し合いの状態は大きく分けて2種類。話が「深まって行く」か、話が「盛り上がって行く」かです。ベクトルは真逆の様ですが、両方が同時に起こることもあります。どちらも仕事の環境で普通に話していると、それを妨げる要因はたくさんあり、なかなか思うように行かないことも多いと思います。
今回はこの一方の話が盛り上がり、チームにとって意義のある結果につながるような話について考えてみましょう。

まず、話が盛り上がるとはどういうことでしょうか? 皆さんの経験ではどうでしょう?これは定義しようと思えば様々な考えがあると思いますがここでは大雑把に「お互いの話に便乗し合い、どんどん話が展開して行く」状態を話が盛り上がっている状態と考えましょう。そうするとどんな良いことがあるのかというと、まずその場が活性化します。誰もが黙り込んで誰かが話すのを待っている会議より、言葉が飛び交う会議の方が何かを生み出す場としては良い環境です。そしてさらに素晴らしい成果は「誰の頭にもなかった新しい優れたものが生まれる」ということでしょう。あらかじめ用意された腹案でもなく、誰かの頭にあったもののつなぎ合わせでもない、誰も予期しなかった全く新しいものが生まれるのです。

ではどのようにしてその盛り上がりが生まれるのでしょうか?まず、自由で明るい雰囲気があります。暗く、重く、堅苦しい場ではなかなか盛り上がりません。そして、くだらないちょっとふざけた話も受け入れ合います。「現実的に無理だよね」といったことはあえて話に上げません。そしてお互いの話を受け入れ合い、さらに便乗し合います。「そのアイデア面白いね。それを聞いて思いついたんだけど・・・」といった話の展開が始まるのです。自分が言った意見やアイデアが受け入れられると、その場に自分が認められ、貢献している実感が得られます。嬉しくて出し惜しみなくオープンに話しやすくなります。誰もが嬉しい気持ちで話していると、その上向きのスパイラルはどんどん上がって行きます。
そして、受け入れ合いは便乗し合いを起こします。重く、硬い場だとお互いに遠慮しあって便乗し合いは起こりません。この遠慮のない便乗し合いが「誰の頭にもなかった新しい優れたもの」を生み出します。思考が混ざり合い、個人が意見やアイデアを所有することなく、その場にいるみんなで共有されることで意見やアイデアが進化しやすくなるのです。

これはとても素晴らしいことなのですが、通常の仕事の環境ではなかなか起きづらいいのです。その理由をあげると、
・話が脱線しにくい
・現実的であるかどうかが考慮される
・真面目にかしこまっていないと遊んでいるように見られる
・結論の無い意見は出しにくい
・意見を整理してからでないとちょっと思いついたことは言いにくい
・とにかく否定する人が居たりする
・時間内に結論を出さなくてはいけない
などなど、様々な要因があります。

では話が盛り上がる場ではどうかというと、
・みんな楽しくやっている
・話のテンポがいい
・話が軽い
・下らないことも便乗し合う
・「それいいね」「面白いね」などの受け入れ合いの言葉が飛び交う
・結論を急がない。話の盛り上がりを楽しんでいる
・気づけば時間を忘れている

そして盛り上がった話から何かが生まれるかの一番大切なカギは当たり前ですが「そこに目的や課題意識があるか?」です。これが無ければただの楽しい雑談で、それはそれで良いかもしれません。しかし、目的が共有された場でこれが起こると「誰の頭にもなかった新しい優れたもの」が生まれてくるのです。

話が盛り上がるというのは複数のメンバーがいるからこそ起こることです。チームの力はこのように一人では成し得ない素晴らしいことを成すところにあります。
ぜひ、楽しんでチームの力を活かして行きましょう。



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