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チームビルディングジャパン > 河村甚の連載コラム > 第58回『行動が出来ない組織 』

第58回『行動が出来ない組織 』

2013/08/15
チームビルディング・ノート

先日、こんな2つの組織の話を聞きました。
一つはお互いに他のメンバーが考えている事を気にして、自分の思っている事を自分から言わない人達ばかりが集まった組織。
もう一つは自分の主張を通す事ばかり考えて、他のメンバーに耳を傾けない組織。
正反対の状態ですが、どちらの組織も同じ問題を抱えています。それは、「決定ができない」という問題です。それはつまり「行動ができない」ということにつながって行きます。
表面的には全く違う状態の二つの組織に共通する問題がどのようにして現れたのか、またその根底にある問題は何なのかについて考えてみましょう。

この全く違う2つの組織は話をしている様に見えても実はどちらもうわべの話しかしていません。前者は誰も自分の考えを言わず、「相手がどう受け取るだろうか?」を考えて、探っているだけ。後者は自分の主張をぶつけるだけでそもそも会話にすらなっていない。
そうすると誰も意見を言わなければ当然決定をすることはできませんし、全員が自分の意見を押し通すことしか考えていなければ当然決定は出来ません。
状態の差はあれど、多くの組織でこのようなケースが見られます。チームビルディング会社である私たちの会社でもそんなことが起こる事もあります。今日はそんな時の解決方法の一つをご紹介します。

まずはどちらのケースももっと一人一人が自分がどういう気持ちの状態で話をしているのかに目を向ける必要があります。嬉しいのか?悲しいのか?閉じているのか?開いているのか?特に相手との関係性について何か不自然な感覚は無いか?などといったことに目を向けます。
それを認識できたら次にそれをオープンにしてその話し合いの場に広げます。「自分はみんながどう受け取るかが怖くて自分の意見を発言できていない」「自分も含め、この場の誰も相手を受け入れ合っていないから、自分は余計に守りに入って閉じてしまう」「今、何を伝えても否定的に切り返されている気がして、それに対して何か納得行かせる説明をしなければと考えてしまい、一緒に考える対話になっていないのが悲しい」などなど、どんな気持ちが出てきても場に広げます。
ただし、その時に大切なのは相手に対する敬意や尊重です。同じ目的や思いで集まった仲間として、受け入れ合う気持ちが必要です。
そして誰か一人が場に思いを広げると、それを受けて他のメンバーも広げ始めます。最初に開く人はとても勇気が必要ですが、そこに踏み込むと全く新しいステージでのコミュニケーションが始まります。そうすると、閉鎖的な場がワクワクするようなコミュニケーションの場に変わって行きます。
開いたコミュニケーションに踏み込んで行くのに勇気がいるのは、それが相手を傷つけてしまう事があったり、自分が傷ついてしまう事があったりするからです。ただ、お互いに傷つけ合う事が目的ではなく、共通のお互いに取って大切な目的のためだということが共有されていれば乗り越えやすくなります。または目的ではなくとも、お互いに対する敬意と尊重の気持ちが確認出来れば乗り越えやすくなります。開く側も受ける側も、どちらも受け入れ合う気持ちのキャパシティが必要なのです。

一番大切なのは相手に対して本当に誠意を持って接し、誠実に伝えること。
行き詰った組織を次のステージへ進めてゆくために勇気をもって1ステップを踏み出してみましょう!



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