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チームビルディングジャパン > 河村甚の連載コラム > 第85回『チームの気持ちの火を育てる』

第85回『チームの気持ちの火を育てる』

2014/08/28
チームビルディング・ノート

ただやるだけ、こなすだけの気持ちが伴わない行動と熱い気持ちのこもった行動では同じことをやっている様に見えても全くその意味や効果は違います。行動の前に気持ちの温度に目を向ける事は意味があります。しかしその気持ちの状態を作ろうと思ってもそれは簡単なことではありません。

今回は熱い気持ちの状態を作る心の火の育て方について考えてみたいと思います。

まず、気持ちの状態を作ると言っても、それが自分の気持ちなのか、自分以外の誰かの気持ちなのかでその意味は大きく異なります。自分の気持ちは自分次第です。しかし自分以外の誰かの気持ちには影響を与える事はあっても意のままにコントロールするものではありません。あなたがもしチームを導く身だとしたらこの事はとても大切です。

その上でチームの心に火をつける方法は主に2種類。

・他の誰かから火を分けてもらう。
・小さな種火を見つけ、少しずつ育てて行く。

火を分けてもらう例は例えば触発される様な講演を聞いたり、心を動かす映画を見たりといったものです。すでに熱い気持ちを持って活動している人の話を聞くとそれは伝播し、それに触れた人は触発されます。
しかし、外から火を分けてもらう方法ではその人の考え方や特性に依存するため、必ずしも万人が同様に影響を受けるかは分かりません。

種火を育てて行く方法は焚き火を育てて行くのに似ています。焚き火は小さな火を大きくしていく最初が肝心。最初は小さな種火を消えない様に育てて行きます。まずすることは小さな種火を見つけたらそこに酸素を送り込むこと。
チームの活動でも小さな良い兆しを見つけたらそれを育てていくことです。育てる人は色々な係りかけで酸素を送るように気持ちの火を育てていきます。
そこから燃え移る先を用意することも大切です。酸素が少ないと消え落ちてしまう小さな火もしっかりと酸素を送り続ければ炎を上げて育って行きます。炎を上げた薪は他の薪にもその炎を移して行きます。
たき火は一本の薪に火をつけるわけではありません。薪を組んで、その隙間に空気が通ることでたくさんの薪に火がついて行きます。チームの気持ちの火も一人よりも複数メンバーで影響し合った方が燃え上がりやすく、また消えにくくなります。
たき火をするときに種火を育てるために大切なことは、つい色々といじりたくなってしまうけれど、最初は下手にいじらないことが大切です。小さな火はいじりすぎると火が消えてしまいます。とにかく大切なことは酸素を送り続ける事。小さな火種に酸素を送り続け、炎を上げて行きます。これはチームの心の火を育てていくうえでも一緒です。

チームメンバーの心の火に酸素を送る係わりかけは例えば・・・
・あなたがそれをやっていることを知っているよ
・その行動は良いことだね
・その行動を応援しているよ
・それはもっとみんなで頑張れるといいね
・あなたがその行動を頑張ったおかげでいい成果がでたね
といったような事が伝わるような係わりかけです。
相手の状態に応じて係わりかけ方は変えます。

そして大切なのは一本の薪に火がつけば良いわけではなく、次の薪にも火が付き、全体としてたき火になって行くことです。チームも一人だけに火がつけば良いわけではなく、ついた炎がお互いに影響し合い、広がっていくようにして行くことが重要です。
例えばチームビルディング合宿での学びを職場で活かして行くために、もう一度気持ちの炎を上げたい場合には再びチームで集まり、その時を思い出せるような写真やその時に書いたものを見ながら振り返り、メンバー同士の対話を重ねていきます。そうすることで一人では燃え上がらないような気持ちの炎が影響し合いながら燃え上がって行くはずです。
そして気持ちの炎が上がっているとその行動は明らかに変わります。

ただやるべきことを行動すれば良いわけではなく、その気持ちの炎を上げてから行動に移すことでチームの活動はより意味があり、結果につながるものとなって行くはずです。



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