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第78回『グローバル人材育成は3つのポイントを押さえる』

2010/07/22
チームづくりレシピ

グローバル人材の必要性について、近頃強く語られるようになりました。社会のフラット化は進み、どんな企業も個人も井の中の蛙ではいられなくなってきているのです。しかし、単に英語や中国語が話せれば良いわけでも、海外経験があれば良いわけでもありません。その重要なポイントは多様性に対するキャパシティと自己の捉え方にあります。

グローバル人材と言った時に、そこに求められるものとして「海外拠点でリーダーシップを発揮できる人材」「外国人の上司についていける人材」「一緒に働く外国人とともに成果を上げられる人材」などといったものを考えられると思います。もちろん、日系企業で働く外国人の育成という視点もあります。その中で外国語の能力や海外経験はもちろん活かされると思いますが、それが全てではありません。グローバル環境でチームが直面する問題は「自分たちの持っているカルチャーの常識を超えられない」という事によって起こることが多くあります。違ったカルチャーではビジネスも違ったルールでプレイされています。

また、個人の能力も重要です。何でも無難にこなす優等生よりも、「その人だからこそ」といえる強みを持っていること。多様性を受け入れる柔軟性持っていたり、スタンダードを理解していたりだけではなく、自分を多様な個性のあふれる環境の中でどう活かすか?という捉え方が欠かせません。「中国ビジネス展開のためのノウハウとネットワークを持っている」「デザインの専門家で、海外から見た日本の視点でジャパンデザインを発信できる」「野菜の専門家で、珍しい野菜とその使い方を熟知している」というようなものです。できれば特定のニッチでこれだけは自分は世界一だと言える物、又は世界一になりうるものを見つける取り組みはグローバル人材を育成する時に有効と言えるでしょう。



■ グローバル人材に必要な3つの要素

・なるべく多くの違ったルールを知って、それに則ったプレイができる。
・相手の常識と自分の常識が違うという前提に立ってプレイできる。
・世界で戦える自分の専門分野を持っている。


たとえば英語や中国語で仕事が出来るという事は、相手のルールの重要な部分に則ってプレイできるという事です。しかし、ただそれだけでしかありません。言葉はルールの全てでは無いのです。逆にそれ以外の部分で相手と同じ土俵に立ってプレイできるかもしれません。

ルールの一部だけを知って、それで有利にゲームを運べるわけではなく、その場の流れや、ルールを探りながらプレイして行く必要があります。それが自分の常識とは違う前提に立ってプレイするという事です。

常に場を読み、その中でどのようにプレイすれば最大の成果につなげることが出来るか?そういった視点で相手の持っていない自分の強みを活かすことが必要です。ルールを知って皆と同じにできればグローバルプレイヤーとして戦えるわけではなく、自分の強みを磨く事も同じように大事です。グローバル環境で仕事をする中でだんだんと自分の強みが磨かれて行くこともあるでしょうし、自分の強みを磨き上げて行けばルールは後から身につける事もできます。

上記の3つの要素はグローバル人材としての能力が求められる環境ではどれかひとつからでも伸ばして行ければ、それに合わせて他の部分も伸びて行かざるを得ないものです。どこから手を付けて良いか分からない時でも、ひとつずつフォーカスして、個人個人の能力を棚卸ししてみる所から始める事が出来ます。



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