HOME 河村甚の連載コラム 第50回『「なんで?」の使い方 』

第50回『「なんで?」の使い方 』

2009/06/25

  
チームづくりレシピ

日常のやりとりや会議などで、表面的に言語化されたことや本質とは関係のない細部の話にとらわれてしまう事があります。そういった時に「なんでそうなったのか?」「なんでそう感じたのか?」といった問いかけで本質を探って行くことができます。しかし同じ問いで本質からどんどん離れて行ってしまう事もあります。
その違いはどこにあるのでしょうか?

例えばテレビを買おうと思って家電屋さんに行き「この商品が売れているんですよ」と言われたら「なんで売れてるの?」と聞く事でより的確な購入の判断材料となります。あなたの部下が営業会議で「この商品が売れているんですよ」と言ったら「なんで売れてるの?」と聞く事で市場の望むものやその部下の物の見方を知ることができます。
本質は「この商品が売れている」という事実のもっともっと先にあるのです。
「なぜなぜ5回」と言われますが、表面的な言葉や出来事から問いによって一歩づつ本質に近付いて行く事ができます。

しかし、同じ「なんで?」でもどんどん深みにはまり、本質からかけ離れたところにとらわれてしまう事があります。よく起こりがちなのが「なんで間違えたんだ!?」というような「なんで?」を使う時に相手を委縮させてしまうということです。相手が委縮してしまうような「なんで?」には相手を否定する気持ちが込められています。『自分は正しい事を知っていて、相手は間違っている、又は無知である』という先入観から生まれる「なんで?」では心を開いて本質を見せてくれるはずがありません。

本質に近づく「なんで?」は『自分は知らない。だから知りたい』という上記とは正反対の思いから生まれてきます。上記の例と同じ部下の失敗に対しても「部下は失敗の原因を知っているかもしれない。自分はまだそれを知らないから教えてほしい」という気持で「なんで?」の問いを発すことで本質へ近づく事ができます。



【「なんで?」の使い方】
無知なのは相手ではなく、自分であることを知った上で使う。




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