DISCチームビルディング
一人一人の違いを認め合い、活かしあう組織づくりへ


チームビルディングというのは、全員が同じ様に考え、同じように行動する組織を作ることではありません。個々のメンバーの多様性を受け入れ、それを活かして成果を上げていける組織を作ることです。
このプログラムでは個人の行動特性を知るためのDISC診断ツールを用います。4つの行動特性から、同じ事実に対しても個人によってどう理解するかが違うことを学びます。
さらに、チームアクティビティを用いた課題解決を繰り返す中で、実際に物事の捉え方が個人によって違うことを認識し、それを活かしてチームとしてより良い成果を上げていく方法を探ります。
こんな状況の時に / こんな目的で
- リーダー/管理職研修において、部下の多様性を受け入れ、活かせるリーダー/管理職を育成したい。
- 部署間のコミュニケーションを改善し、組織としての成果につなげられるチームにしたい。
- 若手/中堅に自己理解を深め、さらに周りに対する理解も深めてほしい。
ねらい(カスタマイズ可能)
- 自身の行動特性を理解する。
- 多様性を受け入れる心構えを持つ。
- チームとして多様性を活かす心構えを持つ。
- 相手の行動特性に合わせたコミュニケーション方法を身につける。
手法
- DISC 診断ツールを利用し、個人の行動特性をデータで理解する。
- 「頭」と「体」を使ったアクティビティを用いた疑似体験。
- 体験の振り返りを通じて、机上で終わらない腑に落ちる学びを導く。
- ワークショップ形式で、話し合い、考えることから学びを共有し、相乗効果を得る。
- 「計画」→「実施」→「振り返り」→「改善を反映」のサイクルを繰り返し、仕事の場に反映できる学びにする。
DiSC®とは?
組織力を高めるためのコミュニケーションツールです。
DISC は、 D ・ I ・ S ・ C の4つの基本スタイルからなる、シンプルで覚えやすいモデルです。DISC モデルは、人を否定的に判断しない4つの行動特性を共通言語としています。自分の行動がまわりに与えるインパクトを理解し、自分とは異なるコミュニケーションのスタイルや動機・欲求に対し、どう関わっていくかを学ぶことができます。DISC は、人間の動機・欲求を理解することで相互理解を深め、人間関係を向上させ、 組織全体を強くすることに貢献します。DISC理論は、 1920 年代にアメリカの心理学者ウィリアム・ M ・マーストン博士により提唱され ました。
プログラム進行例
事前課題 | DISCオンライン診断 オンラインで質問に答え、自分のDISCタイプを診断する。 ※診断結果は研修までに良く読んでおいてください。 |
9:00 (60分) | 導入・アイスブレイカー プログラムの目的&ゴールを確認する。受講生同士の距離、受講生とファシリテーターの距離を近づけ、次の課題にいくためのウォーミングアップを行う。 |
10:00 (180分) | 講義・グループワーク DISC による自分の行動特性を理解する。D、I、S、C の4つの行動特性について学ぶ。4つの行動特性の違いは「良し悪し」ではなく、チームとして活かすべき多様性であることを理解する。 |
13:00 (60分) | ランチブレイク |
14:00 (60分) | アクティビティ① & リフレクション(振り返り) 各々の行動特性の違いを踏まえて、体験アクティビティに挑戦する。 |
15:00 (60分) | アクティビティ② & リフレクション(振り返り) アクティビティ①の体験とそこからの気づきを活かして次の課題に挑戦する。 |
16:00 (120分) | 全体のまとめ 体験したこと、学んだことの中から仕事の場で活かしたいことを整理し、まとめる。 |
18:00 | <終了> |
ご担当者様の声
診断ツールで自己理解と他者理解を深め、行動特性の違いを理屈で知るだけではなく、それをアクティビティの中で実践して理解を深めていく相乗効果がとても良かった。
参加された皆様の声
- DISCで4パターンの行動の傾向を知ることで、自分と違う人の行動や言動が受け入れられるようになり、楽になりました。違いがあるから人は興味深く、それぞれが持つ力を集めると予想できない結果が出せたりする。自分の中で楽になる!大きな宝をもらいました。
- 自分の行動特性を客観的に知ることができるだけでなく、グループワークを通してチームでDISC診断結果をシェアすることによって、チームメンバーがお互いの違いを認め合うきっかけになるのを感じました。
- 何気なく解いた問題の中にしっかり自分の性格が反映されているのが面白かったです。シンプルな傾向の積み重ねで、納得感もあります。それぞれの価値観が違うことがよくわかりました。