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第1回『チームビルディングジャパンの始まり』

2015年04月09日

チームビルディングの話をしよう
※2015年4月から始まった連載コラム「チームビルディングの話をしよう」では、代表河村がチームビルディングを切り口にさまざまなテーマでいろいろな人と話し合った内容お届けいたします。

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チームビルディングジャパンの設立は、2006年8月21日。

アメリカの教育プログラムで

世界約20カ国から集まった多様なメンバーと各国を巡り、

帰国後はイベント制作会社で

主に海外での報奨イベントの制作を行っていた河村甚が

東京にて立ち上げました。

新コラム『チームビルディングの話をしよう』第1回は、

チームビルディング専門会社であるチームビルディングジャパンが、

そもそもどのような思いで始まったのかについての話をします。

▼河村甚の詳しいプロフィールはこちら

http://www.teambuildingjapan.com/company/members/kawamura/

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◆河村甚(じん)

◇瀬田すみ恵(すみえ)


◇瀬田:チームビルディングジャパンの“そもそも”について語るなら、

じんさんはどこから話を始めたいと思います?


◆河村:そうだね。

最初はチームも無くて一人で始めたことは、どうかな。


◇瀬田:前回のコラム『チームビルディングノート』

?チームは何人からチームなの??

http://www.teambuildingjapan.com/column/n100.html?mm

この中でも立ち上げたときの気持ちについて少し触れてましたよね。

「最初は一人で立ち上げた会社だったのでそこにチームはなかった」、

「チームビルディングの会社なのに

チームではない状態で仕事をしていることにとても抵抗感があり、

早くチームを作りたいという思いがとても強くあった」、と。

チームビルディングジャパンを設立するとき、

複数人のチームで立ち上げることも考えた?


◆河村:いや、最初の立ち上げは一人で、と考えていた。

もともと何でも一人でやるのが得意だったし、

まず必要そうなことは全部自分だけでできたから。

ビシネス的にも小さく始めて大きく育てる方がいいと考えてたからね。

ミニマムで始めようと思った。


◇瀬田:じんさんは一人でやるのも得意なんですよね。

でも、「やっぱりチーム」だと思うのはどうして?


◆河村:もともと一人で黙々派だからこそ分かる、

チームの素晴らしさを感じているのかな。

もともと持っていないものを後天的に身に付けて来たから

その価値を強く感じてるのかもしれない。


◇瀬田:なるほど。「一人黙々派」だった頃のじんさんは、

どんなところにチームの素晴らしさを感じてたの?


◆河村:そうだなぁ、

純粋に自分が他者から受け入れられるということが

当たり前ではなかったから、

それそのものが嬉しい感じだったのかもしれないな。

あとは、チームというものより、

何かの知識をインストールする”教育”に対して

自らの主体性に基づき、夢中になる体験から自分たちで考えて学んでいく、

その手法にも魅力を感じていた。


◇瀬田:じんさんはアンチ学校教育だったんですよね。


◆河村:アンチ学校教育だったね?

自分の自由な発想だったり、やりたいこと、感情とは関係なく、

正しいとされる知識をインストールされるような矯正に対して

ものすごく抵抗感を持ってた。

例えば多分学校で英語を学び始めた頃だと思うけど、

嬉しくて筆記体で書く練習をしていたら

英語の先生に「今はまだそんなことやらなくていい」と言われて

ものすごく腹が立ったことがあった。

自分では勉強に前向きな姿勢で嬉しくて楽しくてやっていたつもりが

それを否定されてとても嫌な思いをしたんだよね。

それ以来英語の成績も悪かったし、筆記体は今でも書けない。

強制して、本人の意思と関係なく相手をコントロールしようとすることに対して

とても強い抵抗がある。

学校では成績も良くなかったから

ずっと否定され続けてきたような捉え方になってしまっているのかも。

だからこそ自分自身の主体性を軸に、

自ら考え、行動することから学ぶ事に強く惹きつけられてきたんだと思う。


→次号に続く

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