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チームビルディングジャパン > 河村甚の連載コラム > 第86回『チームを動かす本当のインセンティブ』

第86回『チームを動かす本当のインセンティブ』

2014/09/11
チームビルディング・ノート

インセンティブで人や組織のモチベーションをコントロールする仕組みは広く浸透し、活用されています。しかし、仕事そのものに対する喜びではなく、その対価のために働くことでは出来ることに限界があり、必ずしも万能ではありません。今回はインセンティブとモチベーションについて考えてみましょう。

インセンティブで人を動かすモデルのビジネスではその仕組みがとてもよくできていて、ゲームのように得点を上げながらそのゲームの中での成長を楽しめるようになっています。もちろん、そのゲームが得意でなく、脱落していく人たちもたくさんいますが、ビジネスのモデルとしてはそこも含めてうまく回るように出来ています。
内発的動機の大切さがことあるごとに社会の中で語られてきてもそれでもインセンティブを軸としたビジネスモデルが無くならないのは、やはりゲームとして夢中になる仕組みが良くできている事と、そのゲームの脱落者や卒業する人が常に出ていても、常に人を集める事自体がゲームの中に組み込まれているため回り続けるのでしょう。

このインセンティブゲームがそこでプレイし続けるプレイヤーたちにとって面白く、夢中になれるものであることは確かです。しかし、それが本当にインセンティブゲームを楽しむだけのものになってしまうとそのプレイヤーたちは「自分たちが社会に価値を生み出す仕事」よりも「自分が楽しく夢中になれるインセンティブゲーム」の方が大切になってしまいます。
仕事を通じて自分たちが社会にどんな価値を生み出しているのか、本当に大切なものは何なのかよりもゲームに勝つことが優先されてしまうと、仕事に対する責任が希薄になったり、表面的には仕事で大切だと言われることを大切にしているように見えても、ゲームに勝つために行うあらゆる行動を自分の中で正当化することになってしまいます。

チーム、組織を動かそうと考えると、このインセンティブゲームをいかにより魅力的なゲームにするかを考えてしまいがちですが、高いパフォーマンスを生んだり、仕事そのものに対する満足度を高めたりするためにはもっと有効な方法があります。
それは自ら考え学習し、成長して行くチーム、組織を作って行くことです。
自ら学習し、成長して行く組織はその仕事そのものに喜びを感じながら、仕事を通じてチームビルディングして行きます。

そのためにどんなことが行われているのかというと
・自分の時間を犠牲にして仕事をして得られる対価ではなく、仕事そのものに面白さを見つけられるようにする。そのためには一人一人の自分らしさをとらえ、一人一人が自分らしくイキイキと働ける環境を作る。
・一人一人を大切にしながらも、お互いがお互いに対して敬意を持ち、尊重しあえる環境をつくる。そのためには仕事によって得られる対価ではなく、仕事によって社会にどんな価値を生み出すのかについての明確なゴールや使命などを共有する。
などといった事が行われています。

もちろんインセンティブの仕組みの中で働きながらも自ら考え学習し、成長して行くチーム、組織を作っている人はたくさんいます。
仕事の対価で人をコントロールするのではなく、その一人一人が自分らしくイキイキと働けるステージを作ることが素晴らしいチームを作るのです。
チームを動かす本当のインセンティブは外から何かの対価として与えるものではなく、一人一人が自分らしくイキイキと活躍できることから生まれます。



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