HOME 河村甚の連載コラム 第77回『2022年へ向けて』

第77回『2022年へ向けて』

2022/01/06

―――チームビルディングジャパンにとって、2021年はどんな年でしたか?

2021年は緊急事態宣言により行動制限が課された1年でした。

本来、チームビルディングジャパンは対面で行うチームビルディング研修が得意です。
創業以来、濃厚接触が必要なアクティビティにチームでチャレンジを重ねながら達成をする経験を通して、心が動くチームビルディング研修をやってきました。
しかし、2020年以降、その得意技を全く使うことができなくなってしまったのです。

2021年夏のコロナ感染のピークが収まり秋になった頃から状況が一気に変わりました。
緊急事態宣言が明けてからはチームビルディングの相談・問い合わせをたくさん受けるようになりました。
「コロナで離ればなれになってしまい、チームのつながりが薄くなっているつながりを取り戻したい」「できれば緊急事態宣言が解除されている間に対面で研修をやりたい」というお問合せが多く寄せられています。
ご相談いただく件数はコロナ前と同じ水準に戻り、埋もれていたチームビルディング需要の高さを感じています。

コロナ禍でオンライン上ですべての研修をやらなくてはならない環境では、我々も思う存分できていませんでした。対面でプログラムを行うことができるようになって得意技を使うことができるのは嬉しい限りです。
新たな変異株の流行など、常に変化し続ける社会環境が続きますが、コロナで離ればなれになったものをチームとして一つにしていきたいというみなさんの思いにしっかり応えていきたいですね。


先日、1年以上ぶりに対面でチームビルディング研修プログラムを実施しました。
直接会って表情や心の動きを見ながら関わり掛ける、この我々の得意技をを1年以上使わずに仕事をやってきたんだなぁ・・・としみじみ感じました。

コロナで得意技が封印されたおかげで、オンラインプログラムや、感染症対策を講じた対面研修もできるようになりました。
オンラインで価値を生み出すことについてはコロナ前も考えてはいましたが、コロナで対面では研修ができなくなりオンラインに力を入れるしかなくなったことによって、本腰を入れて取り組むことができました。

オンラインならどこにいてもチームビルディング研修に参加できます。
海外にいるメンバーも参加できる。これはコロナが明けても使える強みになりました。

また、 「オンライン動画講座」も始めました。
これまでのチームビルディング研修は、ファシリテーターがリアルなチームに関わっていくなかでチームが変わっていく経験をするということを提供してきましたが、オンライン動画講座なら時間も場所も関係なく、より広く多くの人たちに伝えられます。

これまでも我々のチームビルディングをもっと広く伝え広めたいと思いながらなかなか実現できていませんでしたが、コロナのおかげで伝え広めるための新しい技を得ることができました。

対面やオンラインでチームビルディング研修のプログラムを行うときは、ファシリテーターがチームの状況やリアル課題に合わせた関わりかけをするからこその変化を重視しているので、理屈や事例紹介はあまりしません。

一方、オンライン動画講座では、普段のチームビルディング研修では伝えきれない基礎となる理論や考え方を広く伝えています。
これは今までやってこなかったけれど、すごくやりたかったことです。これからもオンライン動画講座は続けていきたいですね。


―――2022年はどうなっていくと思いますか?

コロナによって、先が読めないことが当たり前になりました。
「先が読めないことが当たり前になった」のはすごい変化です。

コロナ前は先が読めるとみんな思っていました。先を読んで、中長期計画を立てるのが当たり前だった。
ところが今は、中期計画を立てたところで、政府が新しいことをやり出すかもしれない。
1か月先が分からない、2週間後ですらどうなっているか分からない。

コロナ前からVUCAの時代といわれてきましたが、今はそれをみなが実感していて、先が読めない状況を受け入れるようになりました。
先が読めない不確実性の高い社会が当たり前としてみなが受け入れている社会環境は2022年も続くだろうと思います。

チームビルディングジャパンは「フラット型組織」「ピラミッド型組織」という考え方を提唱し、変化が激しい時代だからこそ、変化に適応できる組織構造が必要であるということをコロナ前からずっと伝え続けてきました。

変化スピードの速い環境では「ピラミッド型組織」は弱点が目立ちます。変化への適応スピードが遅く、失敗しないこと優先でチャレンジをしない、変化することを恐れてしまう・・・。これでは生き残れません。

環境が変化している今、新しいチャレンジをし、多様な視点を混ぜ合わせて新しいものを生み出す「フラット型組織」の考え方やコミュニケーションの取り方を社会全体で進めていく必要があります。

変化に適応できる組織づくりはすごく大事なのに、今もあまり世の中に伝わっていません。
我々はもっと伝え広めていかなくてはならないと考えています。

 

コロナがどうであれ、2022年も不確実性の高い年になるでしょう。
チームビルディングジャパンは、創業以来「自分たち自身が実践していく」ことを大事にしてきました。

環境変化に我々自身が適応し、変化し、チームの力を活かしてコロナ禍でもやってきました。

来年以降も自分たちがチームの力を活かすチームであり続け、自ら実践し、世の中に伝え広めていく所存です。

この社会環境の中、多くの組織が困っています。
どうやったら現在の環境に適した組織になれるのか

対面のプログラムでは過去からの得意技を使いつつ、オンライン動画講座という新しい技も併用することによって、より広く、より深く、より多くの人たちにこの環境下でどうしたらチームとして高いパフォーマンスが出せるのかを伝え広めたい。
我々はその方法を知っていて、その技を持っているのに伝えないなんてあり得ない。
今この時こそ、我々のもっているものが役に立つと考えています。

2020年から2021年の大変なときを乗り越えて新しい技も身に付けたことにより、多くの人の役に立てるようになりました。
現在の環境のなかで高いパフォーマンスを出せる組織を増やしていくために、我々はより貢献することができます。

この不確実な社会環境の中で我々は役に立つ技をたくさん持っています。
我々の持つ技を活かして社会に貢献したい。そこに私たちのパーパスを強く感じています。

私たちのパーパスは進化し続けています。パーパスに耳を傾け、感じ取り続けることが大事です。
我々を通じて世の中に表れようとしていることを、しっかりと世の中に表していく。それを継続し続けることが大切だと思っています。


(さいごに)

2022年も変化の激しい不確実性の高い環境は続くと思われます。
その環境の中で生き延びることができる、しなやかで、あたたかく強い組織をつくるノウハウを我々は持っています。
チームビルディングジャパンのチームはもちろん、私たちと係わりを持ったチームにおいても、チームの力を活かして素晴らしい2022年を生み出していけたらと思います。

よい2022年を!

 




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