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第31回『異文化コミュニケーション』

2008/10/02
チームづくりレシピ

異文化コミュニケーションというと
「やっぱり英語ができないと・・・」

「うちは外資じゃないから関係ない」

などと考えてしまいそうですが、チームビルディングに欠かせない多様性について考える上で重要な要素です。



異文化コミュニケーションとは、異なる文化の間のコミュニケーションの事。会話をするにしても背景の理解が異なるためにカルチャーギャップを体験する事があります。ある人にとっての常識が相手にとっての非常識となるのです。たとえば、謙虚さを美徳とする文化の人と、自己主張が価値を置く文化の人とではお互いに相手に対して否定的な印象を持ち得ます。
たとえば一方は「全く謙虚さに欠ける人だ」と感じ、相手は「自分の主張ができない能力の低い人だ」などと誤解が生じるのです。お互いは全く自分にとって正しい事をしているのですが、自分にとって正しい事が多文化間では必ずしも相手にとっても正しいこととは限らないのです。
一方にとっての正しい理屈が相手にとっての正しい理屈と衝突する事で戦争も起こりえます。

この文化間のギャップはなにも異なる国の間だけにあるものではありません。良く比較される東京と大阪の文化の違いもカルチャーギャップです。さらには会社の中にさえあります。営業と技術者との対立の話などは良く聞きますが、これもお互いの背景にある常識が違うために起こります。異文化コミュニケーションは国と国の間の話だけではないのです。

そもそも、違いがあるという事自体は悪いことではありません。衝突が起こるような考え方の違いがあることは良いことでもあるのです。違うもの同士がそれぞれの強みを活かして全体としての良い成果へつなげてゆくことができるのです。多文化間で起こる衝突もうまく乗り越えて行けば革新を引き起こすきっかけとなります。



特に日本のようにお互いの背景にある理解や常識が一緒であることが当たり前の文化で大事なことは、

●相手の常識は自分の常識とは違うかもしれないと意識しておくこと。



この意識があるだけで相手に対して「なんて常識のわからない人だ!」と感情的になる前に「自分は相手の常識を理解できていないかもしれない」という視点で見る事ができます。

異質なものを排除せずに受け入れることで組織として進化して行く事ができるのです。



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