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第64回『話し合い方にこだわりを持つ』

2010/01/07

  
チームづくりレシピ

チームビルディングジャパンは日常起こりうることの多様な疑似体験に富んだ「アクティビティ」と、ファシリテーションを基本とした多様な「話し合い方」の組み合わせでプログラムを構成しています。アクティビティは日常の場面では全く必要とされないような疑似体験を行うため、見た目にもインパクトがあり、印象にも残りやすいものです。もう一方の「話し合い方」の方は見た目には分かりづらく、ただ当たり前の話し合いをしているように見えます。しかし、この話し合い方にも私たちは強いこだわりを持っています。

一般的には話し合いはただの話し合いで、そこに「話し合い方」があると思われていません。ましてや話し合い方がその成果に大きな影響を及ぼすとは考えられていません。ところが、話し合い方しだいでその話し合いの時間が無駄な時間になってしまったり、大きな価値を生む時間になったりと、大きな影響を及ぼします。

よく「自由な話し合いで創造的なアイデアを出してくれ」などと言われますが、これは間違っています。実は創造的なアイデアは完全に自由に何の制約も無く話し合っても生まれません。創造的なアイデアを出すためには創造的なアイデアを出すための話し合い方のルールがあります。
たとえば、制限時間も創造的なアイデアを出すために有効な制約の一つです。締め切りが無く、だらだらと仕事をしていても何も進まないけれど、期限が迫っている仕事には集中して取り組めるとった経験はありませんか? 自由な状態では出せない成果が制約のある中でこそ出せるのです。

話し合い方にこだわるということはつまり、それぞれの目的に即して最適な成果があげられるプロセス(過程)を考えて選択するということです。
「自由な話し合い」をしていると思っていても、実際にはひとつの話し合い方を選択しています。たとえば、座り方、その話し合いを記録するのか、しないのか、記録の仕方は?誰かが一人で語り始めたときにそれを止めるのか止めないのか、好むと好まざると色々な選択を無意識に重ねているわけです。しかも、唯一無二の完璧な話し合い方というものが存在するわけではなく、その目的や参加メンバーによって何が最適なのかは変わってゆきます。話し合っている最中にも変わってゆきます。
これを全く何の考えも無く選択するのと、最適な成果を出すための話し合い方にこだわって選択するのでは大きな違いが生まれます。

話し合い方というのはその当事者がそれを意識していてもいなくとも存在し、それを選択することからは逃れられないということを知る事が、より良い話し合い方によって成果を挙げるための最初のステップです。




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