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チームビルディングジャパン > 河村甚の連載コラム > 第89回『組織作りのためにバリューを使う』

第89回『組織作りのためにバリューを使う』

2014/10/23
チームビルディング・ノート

ミッション、ビジョンなどと合わせて、「バリュー」が多くの組織でつくられています。バリューとは、その組織の価値基準、大切にしている軸を示したもので、日本語で「価値基準」と呼ばれる事もあります。ミッション、ビジョンと同じ様に多くの組織で作られていますが、これはいったい何のためのもので、どのように使って行けば良いのでしょうか?上手く使う事で組織の軸を育てるとても有益なものとなります。

今回は「バリュー」の使い方について考えてみましょう。

まず、なぜバリューはどんなものかと言うと、自分たちの大切な価値観、価値基準を明文化し、表すものです。これは対外的に自分たちの考え方を示すものとしても使うことが出来ますが、どちらかというと自分たちの内部で価値観を共有し、軸を整えるためのものとして有効に活かすことができます。 組織にとって、判断の軸を持っている事やその組織らしさを持っている事はとても重要です。それがつまり他の組織にはない強みであったり、素早い決断の軸となるからです。自分たちの価値基準の軸が明確であるということは、自分たちが何者であるかの理解にもつながり、この理解がチームの強さとなります。 「このお店のこだわりは何ですか?」と聞いて、明確な答が返って来るお店と、特にこだわりはありませんというお店では明らかに前者の方が魅力的で、そのこだわりに賛同する人たちから選ばれます。これが自分たちらしさを理解することによって得られる強さです。

バリューはその組織のメンバー全員が共有しているべきです。しかし、全員が共有しているといってもそれは全員が同じ答を持っているということではありません。バリューを共有するということは右へならえの組織になるということとは違います。

たとえば、「私たちは感謝の気持ちを大切にします」といったバリューがあったときに、全員が感謝のお礼状を書く訳ではなく、ある人はその場ですぐ感謝の気持ちを伝える事を大切にしたり、ある部署では朝礼で昨日一日で感謝した事について話をしたり、上司へ感謝を伝えるより多く部下へ感謝を伝えようと心がけている人が居たりと、感謝の気持ちを大切にするそのやり方は様々です。行動をルールで縛るのではなく、バリューに基づいて自分で判断し、行動は自分の意志を持って主体的に行う事が大切です。

バリューを活かすためには理想を絵に描くだけではなく、これに基づいた実践が行われている事が大切です。実際に使って行くことがその組織の文化を育てて行くことになります。バリューにあたるものを人事査定に使っている会社も多いですが、ただ言葉だけではなく、これに基づいて日々の判断をしたり、評価したりといったことが「使う」ということになります。例えば「この仕事を受けるべきか? 断るべきか?」という判断や「この人を採用するべきか?」などといった価値基準に基づく判断が求められる場面は多々あります。 日々の仕事や起こった出来事の判断の軸としてバリューに基づいて考え、判断するのです。評価軸としてはバリューに基づいて行動している人は高く評価される仕組みにします。そうすることで日常の中にバリューが浸透し、それが文化になってゆきます。

ミッションやビジョンなどと合わせてバリューを「使う」ことが組織を育てるチームビルディングとなります。



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