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第3回『まずチームビルディングの実践者であること』

2015年05月07日

チームビルディングの話をしよう
※2015年4月から始まった連載コラム「チームビルディングの話をしよう」では、代表河村がチームビルディングを切り口にさまざまなテーマでいろいろな人と話し合った内容お届けいたします。

※今回の『まずチームビルディングの実践者であること』は、第1回「チームビルディングジャパンの始まり」、第2回「チームビルディングの原体験」、の続きとなります。

◆河村甚(じん)
◇瀬田すみ恵(すみえ)

 

◆チームとしてのチームビルディングジャパンを考えた時に一番大切だと思ってるのは、まず自分たちが実践者であること。 チームビルディング専門会社として、まず自分たちが「やっぱりチームビルディングを実践しているとこんなに素晴らしいチームで、素晴らしい成果を出せるんだね!」と羨ましがられるようなチームであることが大前提。

◇わたしも「実践者」でありたい、という気持ちは強いです。 じんさんは、どんなチームを「素晴らしいチーム」だと感じます?

◆一番は本気で挑戦しているチームだね。チームの中でぶつかり合いがあったり、たとえその瞬間は負けていたとしても一丸となって本気で挑戦しているチームは、まわりの人たちの心を動かす。

◇「本気で挑戦しているチーム」。 何に向かって「本気で挑戦」しているのかな。

◆「本気で挑戦」は、ストレッチして頑張りたい意欲が湧くようなワクワクする目標に対する挑戦。 そしてその目標は明確で、チームの誰もが本気で成し遂げる気でいる。 そんな目標に向かって挑戦している。

◇普通、目標というと数値目標をイメージされる方が多いのではないかと思いますが、いかがですか。

◆やっぱり明確に共有しやすいという意味では定量的な目標が扱いやすいね。人数が多くてメンバー同士の共有が難しい場合には特にそうだと思う。結果、達成出来たのかどうか判断できることが大事。

◇(チームビルディングアクティビティの)フープリレーやキーパンチに夢中になるのと同じ感じですね。

◆そうだね。アクティビティ課題と同じくらいシンプルで明確なほうがいい。 売上目標にワクワクするならそれでもOKだと思うけど、よくある強制的なやらされ感のあるイヤイヤの目標になっちゃったらダメで、例えばその数字のウラに物語があったりするといい。その数字が社会的にどういう意味を持つとか。 特にその結果が世のため人のために役立っているという貢献実感につながる物語にはワクワクする。 分かりやすい目標のいい例としては、 「鬼ヶ島に鬼退治に行こう!」だとか 「魔王に捕まったお姫様を助けに行こう!」なんかは、とてもいいね。 仕事でもそれくらいシンプルでワクワクするゴールへ向かって挑戦できるといい。

◇シンプルなわかりやすさと同時に、(こちら側の人間としては)納得のいく大義名分がありますしね。

◆スポーツチームのような目標は定量的ですごくいいし、かつそれがまわりに見えやすいので、まわりを巻き込んでみんなでワクワクするような目標になる。 本気の挑戦にみんな感動するから応援もしたくなる。 「ワールドカップ出場!」 とか、「優勝!」 とか、「明日の1試合に勝つ!」だとか、分かりやすい。 それが十分に挑戦的であり多くの人の心を動かす物であればそれは社会的意義も持つ。 チームビルディングジャパンでもそんなスポーツチームみたいな本気の挑戦をしたい。 そしてその挑戦が多くのファンから応援されるようなチームでありたい。

◇「応援されるチーム(会社)になりたい」。
このことは、じんさんは以前からよく言ってますよね。

チームビルディングジャパンの本気の挑戦に、
共鳴してくれる人たちが増えてきたら嬉しいし、力になるね。

そのためには、チームビルディングジャパンが目指す姿を
もっともっと、実践を通じて伝えていかないとね。

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