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チームビルディングジャパン > 第32回『登山ガイドとチームビルディング(4)人と関わり合う力』

第32回『登山ガイドとチームビルディング(4)人と関わり合う力』

2016/06/16
チームビルディングの話をしよう
※2015年4月から始まった連載コラム「チームビルディングの話をしよう」では、代表河村がチームビルディングを切り口にさまざまなテーマでいろいろな人と話し合った内容をお届けいたします。

※今回の『登山ガイドとチームビルディング(4)人と関わり合う力』は、
第29回『登山ガイドとチームビルディング(1)背景
第30回『登山ガイドとチームビルディング(2)なぜチームビルディングを始めたのか?
第31回『登山ガイドとチームビルディング(3)経験から学ぶ
の続きとなります。
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河村甚(以下じん)
自分自身は元々個人プレイヤーで、その背景に「人と関わることへの恐れ」みたいなものがあると思うんだよね。「人に嫌われたくないから関わるのが怖い」とか。別にそんなことをいちいち思っている訳じゃないけど、自分自身の行動の背景にそういうものがあるだろうということ。

だけどいたるは人と関わることを恐れていないように見える。ちょっと普通は言いにくそうなことをいう時も「勇気を振り絞って頑張って言わなきゃ」という感じでもなく、そこを純粋に、あるがままに、恐れなく人に関わりかけている。
そこは自分には無いところでいたるの素晴らしいなと思ったところ。ファシリテーターとしても、チームプレーヤーとしても大事なところだと思うんだけど、遠慮なく人に関わりかけていくことの背景には何があるのかな?

 

河野格(以下いたる)
背景か~。背景は良くわからないんですけど、子供のころからこういう感じだったと思います。一つは四人兄弟だったっていうのは大きいかなというのはありますね。人と関わる中で、生まれて育ってきた。
そこは親の大切にしている考え方があるみたいで、3人以上いた方が子供は自立するというのがあるみたいなんですよ。
それはなぜかというと、「自分」と「相手」と「第三者」というのが居ないと社会は成り立っていなくて、「自分と親だけ」とか、「自分と妹と」、だけだと面で社会が出来なくなるみたいで、3人以上だと子供の中で社会が出来るんだと言って、それがとても大事で子供たちの中で交渉事が生まれたりだとか、上下が出来てその中でうまくやって行かなきゃいけないだとか、それが子供たちの中で出来るっていうのが大事なんだってうちの親は言ってましたね。
だからそういう兄弟の中で育ってきたっていうのは前提にあるかもしれないですね。


じん
なるほどね~


いたる
あと僕は小学校6年は公立だったんですよ。普通で行ったら中学も公立じゃないですか。僕も今、野外教育の仕事に携わっていますけど、子供って小学校6年から中学校に入る段階でガラッと変わるなと思っていて、日本の今の中学教育って結構先輩後輩の序列がすごいじゃないですか。中3が偉くて中1は小6であんなにイキイキしていたのに縮こまっている。
これは完全に中学教育のヒエラルキーの中に入って行くからイキイキとした小学生までは消えていくんだなって僕は今わかるんです。親はそんな現場をたくさん見てきているので、「格はそこじゃないな」と。「格が格らしさを発揮するためには自由の森学園だな」って言ってくれたんですよ。

自由の森学園っていい意味でヒドイところで、上下関係ゼロで教員すら呼び捨てみたいな、ある意味日本社会の中では異質なところなんですけど、そこが僕の人に関わる良さを潰さずに育んでくれた場だったんでしょうね。人と関わることに積極的になるとか、先生に対してタメ口をきくとか。あまり日本社会で通じないですけど。
そういった関係性の中で「ズケズケ感」みたいなものが磨かれていったのかもしれない。


じん
なるほどね~
自分の周りにいる自由の森学園卒の面々は濃いね。濃くしてもらえるのかな。つまり「らしく」いさせてもらえるのかな。社会に馴染めばいいって事ではなくて、その人がその人らしく生きることで、かつ社会の中でその人が生きる意義みたいなものも見つけていくというか、そんなところなのかな。


いたる
どっちかっていうとチームプレー苦手ですよね。個人でやってくと言いますか。


じん
自分の自分らしさを突き詰めていくと、その人がやりたいことを選んでいくってこと?


いたる
自由の森ではチームプレーやっていないですし。僕は逆にそれが面白かったですね。僕も自由の森卒業して結構な好き勝手やっているんで。
でも社会ってやっぱりチームだよなとか、組織ってチームだよなって思うと、チームって面白いなってなりますよね。僕はチームを経験してこなかったですけど。


じん
なるほどね


いたる
それで逆にそういう世界に入れるっていうのは新たな視野って感じです。
チームについて意識し始めたり、学ぶようになったのはダイゴさんと出会ってからですんで、かなり後付けですよ。


じん
なるほどね。チームという観点が後付けだとしても、チームとか社会と関わって行く上で遠慮なく人に関わって行く特性というのはとてもキモだと思うんだよね。
いたるがそこにあるものを観察して、その意味を捉えて、捉えた意味に基づいて相手に関わりかけていく。それもズケズケと関わりかけていくし、おそらくは相手に対するリスペクトもある状態で関わりかけていくので多くの場合に多分受け入れてくれる。
この辺はどうだったの?


いたる
いや、これはですね。ズケズケ行くとはじき返されるじゃないですか。「お前、人の心に土足で踏み込んで来たね」だとか言われるわけですよ。そうするとやっぱりちょっと伺うようになりますよね。僕もじんさんとみたいにそこに対する恐れみたいなのはありますよね。気を付けるようにはしていますよね。ちょっとセーブしてます。


じん
なるほど、社会に適応するために。


いたる
ズケズケ行きたいけど調和も大事なんです。
地方のおばちゃんとかすごいじゃないですか。道端で出会っても「いい天気ねー」みたいな。ああいうの大好きですね。


じん
いいねー。うちの子たちにはそういうコミュニケーションを楽しめる子になってほしいよね。道歩いてても声かけられたりとかするわけですよ。それに対して素でちゃんと受け応えてほしいなって思う。知らない人と気軽に話すのは危ないとかあるのかもしれないけど、基本、人との関係性に素直な子でいてほしいなって。


いたる
よく日本の場合は道を聞いたりするのも相手に迷惑かからないように自分で調べて行くみたいな感じじゃないですか。僕は聞くんですよ。最初っから。聞くと友達とかから「自分で調べて来いよ」みたいに言われるんですよ。要するに「自分でちゃんとやれよ」みたいに。そこが人と違うんですよね。
僕は道もバンバン聞くし、お店に入って缶詰探すときもまず店員さんの所に行くんですよ。缶詰を探さないんですよ。「缶詰どこですか?」って言っちゃうんですよ。そうすると「自分でもっとやれよ」とか言われちゃんですよ。だから最近聞かないようにしてるんですけど、そうやって人に聞くところはすごく僕が出てますね。


じん
なるほどね。ちょっと大きな話になっちゃうけど、より良い社会を作って行くためにはそういうあり方がとても大事な気がするんだよね。つまり人と関わり合うだとか、に関わりかけていくだとか、関わられるっていう事に対して恐れが無い状態を作って行く。
自分の場合は人に関わりかけていく事がもともと苦手だし、何でも自分でやりたいし。だけど社会を作って行くっていう意味では人と関わり合う力ってコアにあるから、うちの子たちにはそういうものを持って育って欲しいと思うね。



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