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チームビルディングジャパン > 河村甚の連載コラム > 第21回『共同生活から学ぶコミュニティづくり(4)共に生きる場』

第21回『共同生活から学ぶコミュニティづくり(4)共に生きる場』

2016/01/14
チームビルディングの話をしよう
※2015年4月から始まった連載コラム「チームビルディングの話をしよう」では、代表河村がチームビルディングを切り口にさまざまなテーマでいろいろな人と話し合った内容お届けいたします。

※今回の『共同生活から学ぶコミュニティづくり(4)共に生きる場』は、
第18回『共同生活から学ぶコミュニティづくり(1)学寮アドバイザーという仕事に就くまで
第19回『共同生活から学ぶコミュニティづくり(2)日常に根付くファシリテーション文化
第20回『共同生活から学ぶコミュニティづくり(3)共同生活の原体験』 の続きとなります。
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河村甚(以下 じん)
サマーキャンプみたいなものって予測しがたい出来事の連続の中で「こういう状態を作っていく」「こういう経験をしてもらう」といった目指すアウトプットはあるわけだからね。臨機応変にチームで仕事していかないとならないわけだよね。

北澤泰子(以下 やすこ)
そうですね。ここでごちゃごちゃしながらもやってきた事は、楽しかった経験でもあるので、それが今に活かされていると思います。前の寮でもスタッフ同士のチームビルディングが大切でしたし、今は私とRAとのチームでどう進めていくかといったところでも活かされています。
(RA=Resident Assistant. 寮生活を支援するリーダー役の学生)

じん
ちょっと話は変わるけど、キャンプというと自分はオートキャンプとかの自分でテント持って行ったりする方なんだけど、先日キャンプに行った時に始めて「あ、こういうことか」と気づいたことがあった。それは「コミュニティってこういうことか」ということ。
その時は始めて複数家族でキャンプに行ったんだけど、複数家族で行くのと一家族で行くのとでは全然違って、複数家族だとすごく楽なんだよね。一人が子供の面倒見てて、あっちでは撤収作業してて、こっちでは料理やっててみたいに同時進行でできる。
人がそもそも集団で暮らし始めたみたいなこともそういう事なんだろうなと。一緒に暮らすことで色々うまくいく。「あ、こういうところからコミュニティって始まったのか」って

やすこ
なるほど、そうですねー

じん
キャンプって遊びとしたら変わった遊びで、普通に家にいれば寝るところはあるし、火はひねれば使えるし、シャワーも家の中にあるし、といった当たり前のことをいちいち手間をかけてやってる。家のないところに住むところを建てて、火のないところで火を起こして、わざわざ生活そのものをゼロベースに戻してそれを楽しむ遊びなので、そうすると人が生きることの原点に近いものを感じられる。
そういうところにいると今更ながら「あ、これがコミュニティの原点なのか」みたいなことろ感じられたりして。

やすこ
なんか不思議ですよね。わざわざ不自由な生活をしに行くっていう中で、何か振り返れたり、見つけられたり。

じん
すごく贅沢だよね。普通に生活できているのにわざわざそんな遊びをする。
でもそれが遊びとして面白いって感じるってことは何かそこにあるんだろうね。
それってサマーキャンプで一週間とか行くことの目的みたいなこともそこにあるんだろうね。

やすこ
不思議だなー。そういうつながりが大人になっても続いている。
密度の濃い時間だったのだと思います。

じん
自分は一人でいるのが好きなんだけど、人ってそもそも人と一緒じゃないと生きていけないみたいなことを改めて感じるよね。そういう中にいると。

やすこ
一人だと楽で自分の好きなように生きられるというのもあるけど、寮にしてもわざわざ共同で住む体験をする。個室でもいいのにわざわざルームシェア型にしている。
こういう環境で異文化体験をすることが将来であったり、自分が成長したりすることに活かされると思いますね。

じん
自分とは全然違う人と共に生活する中で当たり前と思っていたことが当たり前でないことに気づく経験ができるからね。

やすこ
卒寮生も外国に行ったり、他のコミュニティに属すことになっても、あまり驚かなくなったって言いますね。「こういうこともあるんだな」とか「じゃあどうしようかな」とか。免疫がつくとか、応用力がつくとか、受け入れる幅が広くなるとか、そういう体験ができたって語ってくれる卒寮生もいますね。

じん
社会的な流れから考えるとさ、今って一人でも生きていけちゃうように見えるけど実はその裏にはすごくよくできた社会の仕組みがある。だから一人でも生きていけるように見えたり、コミュニケーションを取らなくても生きて行けたりする。
でも色々な大学で寮を通じて共同生活から学ぶ場を作ったり、大人でもシェアハウスに住んだりといった流れがある。それは一人でも生きて行けちゃうくらいの社会の仕組みがあるからこそ、「共に暮らす」とか「共に生きる」みたいなところをわざわざ作ってる。

やすこ
そうですねー
大人がよかれと思って寮を作っても、「寮生に任せる」といいつつ「大人の事情」でコントロールしがち。それよりは寮生がしたいことを引き出していく方が寮生自身も楽しいし、理想なんじゃないかなと思いますね。あんまり押しつけすぎず、見守るぐらいの方がいいと思っています。

私が「こうしたらいいかな」と思うこともあるんですけども、それをすぐには伝えず、同じようなことを思っている寮生がいたらちょっと引き出して行くようにしています。それがみんなに受け入れられるようなものだったら、このSCCに合っていたんだなって思います。色々提案しても失敗する事もあり、続いていないこともあるんですけど、SCCに合うものが残っていくっていう感覚でいますね。

じん
なんかでもそこまでSCCの文化が育ってきているっていうのがすごいね。

やすこ
そうですか⁉︎やっと5年目で。
文化が出来てきたら私たちは異動したり、寮生も入れ替わって行くんですけれども、ぜひ受け継いで行ってもらえるといいんじゃないかなって思います。

じん
すごいね。最初はSCCは「コンセプト」はあったけど「カルチャー」はなかったと思うんだよね。だからそれが今、例えばファシリテーションが文化になっているってすごい。

やすこ
立ち上げの時も大変だったと思いますし、RA制度を作ったときも私が着任した時で、すみえさんと一緒につくってきたという思いもあるので、それが育っていってRAをやりたいって言ってくれる人たちが出てきてくれるのは嬉しいと思います。



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