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チームビルディングジャパン > 第24回『アスリート育成とチームビルディング(2)親はどう育てる?』

第24回『アスリート育成とチームビルディング(2)親はどう育てる?』

2016/02/25
チームビルディングの話をしよう
※2015年4月から始まった連載コラム「チームビルディングの話をしよう」では、代表河村がチームビルディングを切り口にさまざまなテーマでいろいろな人と話し合った内容お届けいたします。

※今回の『アスリート育成とチームビルディング(2)親はどう育てる?』は、
第23回『アスリート育成とチームビルディング(1)生きる力
の続きとなります。
 
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河村甚(以下じん)
なるほど。目標を持つという観点で見ると、スポーツやってる子供に「将来の夢は?」みたいなことを聞くと「世界で金メダルを取る」だとか言うじゃないですか。それはその時点ではふんわりした夢であって明確な目標じゃないかもしれない。でも成長していって大学生になっても競技を続けて同じことを自分の本当の目標として言っていたりする人もいれば、成長していく過程で「自分はそういう人じゃないかな」ってその夢を落として行っちゃう人もいる。その違いって何なんですかね?

 

相馬浩隆さん(以下ヒロさん)
うん。ある種の楽観性みたいなものも求められると思うんですよね。自分でちょっと難しい目標を実現できるんだって思えるだとか、たまたま環境に恵まれてこの指導者についていったらあそこまで行けるんだって信じられるという事が目標を持ち続けるためには必要なのかもしれないですね。

 

じん
なるほど

 

ヒロさん
あとまあ保護者の支え方は重要ですね。最近アスリートの保護者の方のインタビューをよくやるんですけども、やっぱり共通してるのは「スポーツっていうのは何のためにやるのか」っていうことを保護者が理解しているっていうこと。どういう理解をしているかは人によって違うんですけれどもスポーツにはある種の価値があって例えば人間力が身につくとか、それぞれの保護者なりの価値観がキチンと確立されていて、迷わず応援し続けるんです。

じん
なるほどね。「何でやってるんですか?」ってことに対して「なぜなら~」をちゃんと持っているんですね、保護者が。

 

ヒロさん
まあそれくらい強い思いがないと大変なんですよ。送り迎えだったり。自分のうちのすぐそばに練習場があれば別ですけれどもちょっと遠いところに送り迎えするとなると食事をいつどうやって取るのかという事も考えなくちゃいけない。筋肉を使う競技だったりすると、なるべく練習が終わってすぐに食事をとった方がいいんですね。それからこの子供が成長していくためにはどういう進路がいいとか、どういう指導者についたらいいんだとか、このまま競技を続けるかどうかとか、いろいろ迷う場面がありますよね。保護者がその価値観を確立していてブレずに応援するからこそ、子供も安心して夢を追い続けられるんじゃないでしょうか。

 

じん
確かにね~。何事もそうですよね。その「何のために」っていうのを持っているかいないかで全く違うますよね。

 

ヒロさん
あと「支える」って言うのがいちばん適切だと思うんですけど、無理やりやらせようとしないんです。いかに好きにさせるかとか、楽しくさせるっていう部分を工夫しているんですよね、皆さん。ちょっとモチベーションが下がっている時にそのスポーツのビデオを朝から何となく流しておいて、子供が朝起きてきたら自然に見れるようにしておくとか。あと有名スポーツ選手に偶然出会うような演出をして、実は仕込んでいるとか。

 

じん
すごいですね!それを仕込んじゃうって。

 

ヒロさん
そうなんですよ。いかにそのスポーツを楽しませるのかという事を常に考えていらっしゃるんですよ。

 

じん
無理やりやらせるんじゃなくて楽しんで好きになってもらうみたいなことってやっぱり大事ですよね。「なんかやりたくないな」って時に無理やりやらせると「やりたくない事をやらされている」っていう意識ばかり強化されていっちゃいますよね。

「嫌なことをやらされてる」って意識じゃなくて「楽しいことをやってる」って意識を大切にしているっていうのはすごく納得ですね。

 

ヒロさん
楽しんでやっているって意味ではスポーツ選手で大成している人って長男長女よりも二人目、三人目が多いんですよね。上のお兄ちゃんお姉ちゃんが一生懸命楽しそうにやっているのを見て「自分もやりたい」っていうのが多いですよね。しかも上のお兄ちゃんお姉ちゃんと一緒にやろうと思ったら少し背伸びしないと追いつけないので。

 

じん
確かにね。お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に楽しくやっているうちに上達していっちゃう。

 

ヒロさん
上の子がいないのに大成した人なんかだと、最初はある種目の練習をお父さんはさせたいんだけれども、子供がそれに興味を持たないと練習できないから、最初はたくさん遊ぶっていう時間の中にその競技の練習をちょっとだけ含める。3年生ぐらいから始めるんですけど、毎日の遊びの中で練習の時間が少しづつ伸びていって、やがてそのお父さんがやらせようと思った競技に没頭していくんです。

 

じん
すごいですね!そのお父さん。

子供がその競技で成長していくためにプロセスをデザインしてやっているんですね。育てる親がそこまでの意思を持ってやっているわけですね。そうすると本人もだんだん好きになってきて、やる気になってきてということですね。

 

ヒロさん
そうですね。それで試合に出ていい成績が出たりすると自信になるじゃないですか。そこはちゃんと言葉にして成長を認めてあげるわけです。そのお父さんはすごくって、大会で優勝できそうだという時に事前に新聞社に連絡して取材に来てくださいって仕込むわけですよ。それで予定通り優勝して、その新聞社からインタビュー受けるわけです。子供にしたら、そのスポーツやってて良かった!って思う瞬間ですよね。

そこまでする人はなかなかいないと思うんですけど、やっぱり「させる」のではなくて本人が「したくなる」というように仕組むっていうのが有効なんでしょうね。

 

じん
へぇ、凄いなぁ。でもそれをやっててきっと親も楽しいんでしょうね。やってる事は大変かもしれないけど、楽しくないと親も苦しくなっちゃうし。楽しいからこそ親もそれが続くわけで。それで子供が結果を出していくとやっぱりやりがいありますよね。

 

ヒロさん
今そのお子さんは世界でも有名なプレーヤーになって、そのおかげでお父さんお母さんもインタビューされたりするんですよね。でそれがまた楽しいって言ってましたよ。

 



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